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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2023.06.28

【看護学科】小児看護援助論で小児の救命処置演習を行いました。

子どもは認知能力と運動能力の未熟さから、様々な種類の事故が起こります。また、生理機能の未熟さから、事故が起こった際には重症化しやすいという特徴があります。 事故が発生した際には、子どもの身体をよく理解している者が、適切な処置を行うことで救命率が上がります。今日は、加古川市のご協力の元、小児の救命処置演習を行いました。 まず最初に、小児の胸骨圧迫とAEDの実施です。「1,2,3!」と声を掛け合いリズムを取って、適切なリズムで途切れないように胸骨圧迫を実施します。AEDを初めて操作する学生もいましたが、堂々と実践できていました。
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次に乳児の胸骨圧迫とAEDです。 乳児の胸骨圧迫は、2本指で胸の厚さの1/3がへこむ強さで実施します。心拍を維持するため、数分間継続して胸骨圧迫することは簡単ではありませんでした。
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次は乳児へのAEDの実施です。小さな体の子どもには、AEDのパッドを胸と背中に貼ります。
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一通り練習したら、これまで学んだ効果の判定を行います。 本日の受講生全員が、合格を頂きました。
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最後に、気道内異物の除去法の練習です。 子どもの気道は細いため、異物や食物が詰まりやすく窒息につながります。 背部殴打法とハイムリック法を練習しました。
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受講後の学生は以下のような感想を記載してくれました。 「3人1組で丁寧に教えていただけて、効果測定まですることが出来たので、救急処置の方法が身についたと実感することが出来ました。」 「インストラクターの方がとても優しく、まず実践して見せてくれたので、スムーズに実行することができた。」 「看護学生として、今後救命処置を必要とする人に出会った際は、この学んだ手順で、正しく実践し、命を助けられるような人に絶対なろうと思いました。」 インストラクターの皆さんからは、「兵庫大学の学生さんは、みんな元気でかしこい子が多いな!」「みんな上手でした!」と、ほめて頂きました。 全員、集中してよく頑張っていたと思います。 ご協力頂きました、加古川消防本部、加古川中央消防署、加古川市防災センターの救命講習ご担当の皆さん、ありがとうございました。
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