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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2023.07.11

看護学科4年生「看護の統合と実践実習」を市立芦屋病院で実習する!

6/27~7/6までの2週間、市立芦屋病院で「看護の統合と実践実習」をしました。
この実習は看護管理を学ぶ実習であり、学生にとっては最後の仕上げの実習です。
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市立芦屋病院

1週目は病棟看護師長、リーダー、各スタッフについてお仕事の内容を見せてもらいました。
病棟師長さんは各病室を回り、患者さんの訴えをしっかりと聞いておられました。病室に入ってすぐに病室の温度が適切か患者さんにも確認しながら、少しでも快適に療養生活を送っていただけるよう、細かいところまで観察されていました。
入退院が毎日のように目まぐるしくあり、病棟師長さんの大きな役割はベッドコントロールでした。また、スタッフの勤務表を作成し、病棟の業務がスムーズにいくように考えられていました。スタッフが働きやすい環境も考えて物品管理なども力を入れられていました。
リーダーさんは、患者さんに適切な治療・看護が提供されるよう、また、医師の指示が適切にされるようメンバーと協力し、各職種との連携も図っていました。メンバーは複数の患者を受け持ち,多重課題、優先順位を常に考えて看護を行っていました。
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電子カルテから患者さんの情報をとっているところ         最終カンファレンスをしているところ

2週目は看護部長さんより講義をいただき、病院の理念は芦屋のあ(愛)し(しあわせ)や(やさしさ)です。
病院の理念に基づき看護部の理念もしっかりと意識して看護部の方針が出されていました。
しっかりとした組織作りがなされており、一人一人の患者さんへ質の高い看護が提供されるようマネジメントされていました。
多職種連携では「ICT」感染管理、NST(栄養サポートチーム)地域連携(退院に向けてのサポ-ト)、褥瘡回診(褥瘡の予防と治療)が定期的にそれぞれの患者さんについて検討されていました。医師、各認定看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカー、退院支援看護師などが中心となって各病棟を回り、カンファレンスなどで一人一人の患者さんについて検討されていました。
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栄養サポートチームのカンファレンス          地域連携のカンファレンス

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最終日に看護部長さんと教育担当師長さんへ実習の学びを発表しているところ

看護部長さんからは「頑張ってください」と言葉をいただきました。
来年はすでにどこかの病院で勤務をしています。緊張感の中、マネジメントは看護部長さんだけがすることでなく、各病棟師長、各スタッフ一人一人がマネジメントして質の高い看護を提供していくことだと学びました。
以上は学生の学びと感想です。学生たちの今後に期待したいと思います。
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