看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2024.08.09
【看護学科】オープンキャンパス~あなたも今日からナースのたまご~
8月3日(土)にオープンキャンパスが開催されました。この日の学科プログラムは基礎看護学領域が担当し、バイタルサインについての講義とシミュレータ(人形)を用いた観察体験を実施しました。
まず、バイタルサインとは「生きていることを示す証」であり、体温、呼吸、脈拍、血圧が正常に保たれているかを確認するものです。
●体温についてはなじみがあると思いますが正しい測り方については意外と知らない方もおられるかもしれません。体温計は服の襟元から差し込むのではなく、体温計の先端が腋窩(脇)の中心にくるように下から30~45度の角度で押し上げるように差し込み、脇が密着するように腕を押さえて測定します。
●脈拍は手首の内側、母指(親指)側に示指・中指・環指(人差し指から薬指)の3指を当てて1分間測定します。一般成人の正常は60~100回/分とされており、参加者はおおよそこの範囲内でした。普段から激しい運動をする人は脈拍数が少なかったり、新生児の正常値は120~140回/分と多く、年齢などによっても変わります。また、緊張した場面や動いたり話をしたりすると回数が多くなりますが少し休むと元に戻っていくなど値は常に動きます。
●呼吸では聴診器で自身の呼吸(肺)の音を聴く体験をしました。 聴診器で心臓の音も聴こえ「アー聴こえる!!!」「これが呼吸の音??」などビックリされていました。

また、パルスオキシメーターを用いて経皮的酸素飽和度(SpO2)を測定しました。指に挟むだけで体内に十分な酸素が行きわたっているかをリアルタイムで確認することができるものです。コロナが流行していた頃は重症化の指標として用いられていたためご存知の方もいらっしゃいました。
●Sim Manという高機能シミュレータの胸に聴診器を当てて異常音を聴きました。こちらは胸が上がったり下がったりする胸郭の動きを再現したモデル人形になります。足背の動脈が触知できたり、写真のようにペンライトで光を入れることによって瞳孔(黒目)の収縮を観察したり、声を出したり、汗を出すなど色々なことを再現できるようになっています。脈拍数や呼吸数、血圧の値などをモニターに映し出すこともでき、より現場に近い状況をつくることも可能です。 「あー胸が動いてる!!」「まばたきした??」「脈を感じる!!」とびっくりしながら体験されていました。
●兵庫大学のシミュレータはこの他にシナリオ、フィジコ、母性領域のSim MomとSim Baby、小児領域のSim Junior、老人モデルの福太郎さん、吸引などもできるさくらさんが在籍しています。また、採血や静脈注射のモデルなど沢山の技術練習ができるモデルが揃っています。そして、看護学科にはナースステーションや病室、特殊浴室や洗髪台、畳の部屋など在宅を再現した教室が多数あります。このように多くのシミュレータを用いて様々な状況を設定したシミュレーション授業が行えるところが兵庫大学の魅力です。オープンキャンパス当日に在校生スタッフと見学に回ることも可能ですのでお申しつけください。

次回のオープンキャンパスは8月31日です。暑い日が続きますが沢山のご来場をお待ちしております。

まず、バイタルサインとは「生きていることを示す証」であり、体温、呼吸、脈拍、血圧が正常に保たれているかを確認するものです。
●体温についてはなじみがあると思いますが正しい測り方については意外と知らない方もおられるかもしれません。体温計は服の襟元から差し込むのではなく、体温計の先端が腋窩(脇)の中心にくるように下から30~45度の角度で押し上げるように差し込み、脇が密着するように腕を押さえて測定します。
●脈拍は手首の内側、母指(親指)側に示指・中指・環指(人差し指から薬指)の3指を当てて1分間測定します。一般成人の正常は60~100回/分とされており、参加者はおおよそこの範囲内でした。普段から激しい運動をする人は脈拍数が少なかったり、新生児の正常値は120~140回/分と多く、年齢などによっても変わります。また、緊張した場面や動いたり話をしたりすると回数が多くなりますが少し休むと元に戻っていくなど値は常に動きます。
●呼吸では聴診器で自身の呼吸(肺)の音を聴く体験をしました。 聴診器で心臓の音も聴こえ「アー聴こえる!!!」「これが呼吸の音??」などビックリされていました。


また、パルスオキシメーターを用いて経皮的酸素飽和度(SpO2)を測定しました。指に挟むだけで体内に十分な酸素が行きわたっているかをリアルタイムで確認することができるものです。コロナが流行していた頃は重症化の指標として用いられていたためご存知の方もいらっしゃいました。
●Sim Manという高機能シミュレータの胸に聴診器を当てて異常音を聴きました。こちらは胸が上がったり下がったりする胸郭の動きを再現したモデル人形になります。足背の動脈が触知できたり、写真のようにペンライトで光を入れることによって瞳孔(黒目)の収縮を観察したり、声を出したり、汗を出すなど色々なことを再現できるようになっています。脈拍数や呼吸数、血圧の値などをモニターに映し出すこともでき、より現場に近い状況をつくることも可能です。 「あー胸が動いてる!!」「まばたきした??」「脈を感じる!!」とびっくりしながら体験されていました。

●兵庫大学のシミュレータはこの他にシナリオ、フィジコ、母性領域のSim MomとSim Baby、小児領域のSim Junior、老人モデルの福太郎さん、吸引などもできるさくらさんが在籍しています。また、採血や静脈注射のモデルなど沢山の技術練習ができるモデルが揃っています。そして、看護学科にはナースステーションや病室、特殊浴室や洗髪台、畳の部屋など在宅を再現した教室が多数あります。このように多くのシミュレータを用いて様々な状況を設定したシミュレーション授業が行えるところが兵庫大学の魅力です。オープンキャンパス当日に在校生スタッフと見学に回ることも可能ですのでお申しつけください。



次回のオープンキャンパスは8月31日です。暑い日が続きますが沢山のご来場をお待ちしております。