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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2024.12.09

【看護学科】1年生 筋肉内注射の実技テストを実施しました。



11月25日に1年生「看護技術論Ⅱ」の授業で実技テストを行いました。
胃カメラ検査の前に消化管運動を抑制する作用のあるブスコパンという薬剤を中殿筋というお尻の筋肉に注射するという内容でテストを実施しました。学生は1か月前に演習を行い、教員の指導を受けながら各自で練習を積み、本番を迎えました。

テスト時間15分前に演習室に集合し、物品を準備して静かに待ちます。
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※学生に許可を得て、点数に影響することが無いように配慮して撮影しています。

試験監督教員の所まで移動し、身だしなみチェックを受けます。 教員の合図で一斉にスタートし、物品の確認から片付けまでを10分で行います。
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緊張して手が震えてしまったり、パニックになってしまった学生もおりましたが、概ね緊張しながらも練習の成果を発揮できていたように思いました。

中には時間オーバーのために最後まで実施できない学生もいました。練習不足から時間オーバーとなった学生もいましたが、多くは丁寧に手技や確認を行っていたり、患者さんへの声掛けや気遣い、説明として必要なことを行い時間が足りなくなってしまっていました。

時間さえあれば能力的にできる学生に対し、振り返りの際に、丁寧に説明をすること、確認することが患者さんにとって、とても大切なことだからそれができるところは大事にしてほしいと伝えたところ、学生は「でも、患者さんを待たせたり、お尻が出ていたりするので早くできるようにならないといけない。」と話してくれました。

今回はテスト時間が10分のため早口に事務作業のように実施してしまうことも懸念していましたが、多くの学生が丁寧に実施していたこと、丁寧に行いながら患者さんのためにもっと早くできるようにならないといけないという気持ちを持っていることに嬉しく思いました。
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