看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2025.05.14
【看護学科】2年生「高齢者の社会的問題」のプレゼンテーション!
看護学科の2年生は老年看護学概論の授業でまず、装具をつけて老年体験をしました。
疑似体験です。腰は曲がり、足が重く、目は見えにくい状態で歩行さえも困難でした。
初めて高齢者の大変さを思い知りました。
そして高齢者の日常生活はどのような問題があるのかを、考えました。
後期高齢者が人口の5人に1人になった2025年問題、社会に大幅に影響を及ぼすことになります。
そこで、現在の「高齢者の社会的問題」についてグループ単位で調べ、今後できることなどディスカッションしてまとめて発表しました。
老々介護、認知症の介護、孤独死、未婚化と孤独死の関係、高齢者の詐欺被害、高齢者ドライバーの問題、高齢者虐待、高齢者の再就労など各グループで検討しました。
自分たちでできることは何かについても考えました。
例えば、高齢者の運転について認知機能を維持する脳トレや、家族がいる場合なるべく高齢者は運転しない。一番困るのは買い物や受診のためなので、買い物は注文・配送してもらう、バス・電車などの公共交通機関の無料化ができればいいのではなど具体的な対策もあがりました。
高齢者の社会的な問題は山積みですが、これから看護を目指す学生にとっては必須の問題です。今後も高齢者の社会的問題についての動向を見て行ってほしいと思います。
今後に期待します。