看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2025.05.16
【看護学科】小児の一次救命処置演習を行いました
3年生を対象とする小児看護援助論の授業において、加古川市防災センターから講師をお招きし、小児の一次救命処置演習を実施しました。
不慮の事故が子どもの死亡原因の上位を占めている現状において、救急車が到着するまでの適切な処置が子どもの生命予後に大きく影響を与えます。しかし、子どもは身体諸機能が未熟なため、子ども特有の救急時の対応が必要となります。
3年生は、講義を通して子どもの身体的特徴を理解した上で、この演習で子どもへの人工呼吸や胸骨圧迫、AEDの使用方法、気道内異物除去の方法についてについて実践的に学びました。これらの演習を通して、子どもの命を守るという看護職としての使命と、緊急時に落ち着いて対応する力を養うことの大切さを再認識する貴重な体験となりました。
このように、本学では実際の場面を想定した技術演習による看護実践力を高めると同時に、命と真剣に向き合う心を育む教育を行っています。
この演習の学びが、将来の社会貢献に繋がっていくことを心から願っています。
