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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2025.06.20

【看護学科】 小児がんの子どもと家族に寄り添う看護の現場について学びました

 6月20日、看護学科2年生対象の「小児看護学概論」の授業にて、神戸にある小児がんの子どもの家族のための滞在施設「チャイルド・ケモ・ハウス」よりスタッフの方をお招きし、「終末期の子どもと家族の看護」に関するご講演をいただきました。
 チャイルド・ケモ・ハウスは、小児がん治療の拠点病院に隣接して設けられた家族のための宿泊施設であり、治療期間中の子どもと家族が少しでも安心して生活できるよう、住環境の整備や精神的サポートを提供しておられます。滞在中の相談支援、きょうだい児への遊びの支援、さらには子どもが亡くなった後の家族への継続的な寄り添いなど、多岐にわたる支援活動を行っています。講演では、実際の活動やご家族のエピソードを交えながら、小児がんの子どもとその家族が直面する現実、そしてそれに寄り添う支援の在り方について詳しくご紹介いただきました。
 学生たちは、「命と向き合うとはどういうことか」「家族の絆とは何か」について真剣に考える機会となり、講義後には「家族への感謝の気持ちが強くなった」「患者や家族の思いに寄り添う看護を目指したい」といった感想が寄せられました。重い病気の子どもやその家族と関わる看護は、決して簡単なものではありませんが、こうした学びを通して、学生たちは命の重みと尊厳を大切にする姿勢を深めています。
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