看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2025.07.15
【看護学科】看護の統合と実践実習:県立加古川医療センターで複数の患者さんを受け持ち、チーム医療を実践!!
兵庫大学看護学科の4年生が、実習の集大成となる「看護の統合と実践実習」のため、県立加古川医療センターでの実習を実施しました。この実習では、これまで学んだ知識を統合し、複数の患者さんへの看護を実施するとともに、「看護管理」の視点や「多職種連携」について実践的な学びを深めました。
実習初日には、荻野看護部次長が、病棟運営や組織マネジメントに関する視点で講義をされました。学生たちは、病院の管理者がどのような視点で看護の質を維持・向上させているのかを具体的に学ぶことができました。
管理実習の講義後、学生たちは「多職種連携」の実態を肌で感じるため、施設見学を実施しました。
HCU(救命救急センター)では、重症度の高い患者さんが入室する集中治療領域を見学しました。刻一刻と変化する状況下で、迅速かつ正確な判断が求められる集中治療における看護師の役割について学びました。さらに、ホワイトボードを活用したスタッフ間の意見交換など、チーム医療を円滑に進めるための職場環境の調整についても深く学ぶことができました。
さらに、地域医療の要であるドクターヘリの見学は、学生たちに強い感銘を与えました。学生たちは、救急現場での緊張感と、各専門職がそれぞれの役割を果たすことで命が救われるプロセスを目の当たりにしました。
実習の最終日のカンファレンスでは、学生は、今回の実習で得た学びを今後の看護実践に活かし、地域医療に貢献できる看護師として成長していきたい意気込みを発表してくれました。
兵庫大学看護学科は、この実習で実践力を高めた学生たちが、地域医療の担い手として活躍してくれることを期待しています!!