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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2025.07.01

【看護学科】3年生科目:「成人看護援助論Ⅰ」手術看護認定看護師による『周術期における手術室看護師の役割』の講義を実施

 6月27日、「成人看護援助論Ⅰ」科目で、加古川中央市民病院 看護部 政井絵莉香先生をお招きして『周術期における手術室看護師の役割』のテーマでご講演いただきました。
 手術室看護師の役割として、器械出し看護師、外回り看護師が医師を始め多くのスタッフとチーム医療により手術を受ける患者の安全の保障に向けて取り組んでいる重要性などをお話しいただきました。

 手術室の医療安全では、患者取り違えを防ぐために自分の名前を名乗ってもらう、何処の手術をするのかを言ってもらうなど手術安全チェックリストを活用していること、手術の際に使用される手術器具、ガーゼ、針などを実際に学生が目にすることにより、手術看護の役割を学ぶ機会となりました。

 手術室の感染対策では、一番不潔なものは「人」であり、何故、手術着に着替えるのか、着替える理由を分かりやすく講義いただき、学生の理解につながりました。また、手術前、手術後にも手術を受けた患者に訪問していること、手術中の患者の体温管理、神経の損傷を防ぐ体位、クッションなどを工夫していることを含めて、手術室看護師の役割は多岐にわたることを講義いただきました。

 講義後の学生は、「手術室看護師の役割が多いことを理解した」「多くの手術器械、手順など覚えられるのか」と手術室看護師の役割について多くの意見が出されました。3年生は9月より「成人看護学実習Ⅰ」のなかで手術室見学実習を行います。本日の講義内容を手術患者の周術期看護に活かし、学生の学びに繋げてまいります。
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