看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2025.07.07
【看護学科】 3年生科目:「成人看護援助論Ⅰ」クリティカルケア認定看護師による『循環器疾患の看護(急性期)』の講義を実施
7月4日、「成人看護援助論Ⅰ」科目で、加古川中央市民病院 看護部 南香代子先生をお招きして『循環器疾患患者の看護(急性期)』のテーマでご講演いただきました。
最初に、「もしも心臓が止まったら、何秒で人は意識を失うと思う」かという質問を学生に投げかけられました。正解は、4秒~6秒であり、心臓は生きるために止めてはならない臓器で、身体の循環を護ることは"命 "を守ること、循環器の病気で急性期にある患者に対して、アセスメントと看護実践ができる基礎能力を習得できる講義いただきました。
講義内容として、循環器の解剖生理および循環の調節機能、血管の構造など今までの講義の復習より、看護師国家試験対策につながる大切なポイントも解説いただきました。急性期の循環器疾患に対する検査・治療の目的については、事例より看護の視点で問題を考え、必要な看護考察することにつながりました。
また、心臓治療の実際の映像を活用、事例患者では情報をQRコードより学生が読み取り、アセスメントを行って看護問題を考え、学生の回答結果を基に解説していただき、理解につながったことは9月からの臨地実習に役立つ内容となりました。
本科目でも、実習病院の認定看護師を非常勤講師として学生教育にご協力いただいています。臨床場面より、詳細に分かりやすい内容として学生の理解、学びにつながる講義となりました。
学生は卒業後のキャリアとして認定看護師、専門看護師などにも興味を抱いています。今後も、臨床の専門領域で活躍されています看護師にご支援いただき、学生教育に取り組んでまいります。