看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2025.08.05
【看護学科】1年生 感染管理認定看護師の講義を受けました
7月17日に1年生「看護技術論Ⅰ」の授業で、感染管理認定看護師をお招きし、感染対策、看護師のキャリアアップについての講義を受けました。
4月には、感染防止の講義で、「感染成立の条件」や「標準予防策の技術」を学び、演習では「手洗い」や「マスク・ガウン・手袋の着脱」について学び、それから3か月が経過しました。
今回の講義では、病院での感染対策の実際を写真で見ることができ、「病院のデザイン(トイレの便器が床から浮いている造りになっていることや洗面台は隙間なく1枚板で造られている)が感染対策になることは新たな学びだった」「病院に置いているものは1つ1つに意味があることを意識していきたい」「これからの病院実習や勉強をするにあたって参考になった」という感想がありました。
学生の代表2名が、PPE(個人防護具)の着脱を行いました。PPEは患者や医療従事者を感染や汚染から守るために着用します。今回は、手指消毒をし、ガウン、キャップ、マスク、フェイスシールド、手袋の着脱をしました。どのような順番で着脱するのか、どこを触っても良いのか迷いながらも演習したことを思い出しながら実践してくれました。
防護具の使用方法を理解していなければ誤った使用をしてしまい、自分自身が感染する可能性もあるので、適切に使用することが大切です。
「忘れていて良い復習になった」「個人防護具を正しい方法で使用したい」という学生の声もありました。
今回の講義で「看護技術論Ⅰ」の復習にもなり、これから基礎看護学実習Ⅰや生活の中の実習に向けて感染対策の必要性を学ぶことが出来ました。
また、看護師のキャリアアップとして様々な道があり、将来の視野を広げることが出来たのではないでしょうか。これからの4年間の学び、卒業後を経てどのような人間に成長していくのかとても楽しみです。