重要なお知らせ

重要なお知らせ

在学生・保護者の皆さまへ



　平素は本学の教育研究活動にご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
皆様すでにご承知のとおり、本学では、新型コロナウイルス感染症予防対策として、Ⅰ期授業は5月11日から原則としてオンラインで実施いたしましたが、このたび、学則に定められた授業時間数の学修を修了し、学生の皆さんにはⅠ期の成績評価及び単位認定を行ったところでございます。

　さて、過日、Ⅱ期の学費納付書を保護者等学費負担者の皆さまに送付させていただきましたが、ここで皆さまに学費に対する本学の考え方をご説明申し上げます。
本学では学費として、大学は授業料と教育充実費、短期大学部は授業料、教育充実費及び実験実習費を納付いただいておりますが、この学費は、学生の皆さんが学位を取得するために学則に定める修業年限中（大学生は4年間、短期大学部生は2年間又は3年間）の学びに対して、必要とされる総額を年数で等分したものとなっております。
　すなわち、本学の学費は、学生の皆さんが入学されてから卒業するための教育・研究等の学修にかかる費用を数年間の学費として平準化して納めていただいているものです。そのため、本年度オンライン授業という授業形態を取ったとしても、それによって学費を減免できるものではございません。
　一方、このたびの新型コロナウイルス感染症への対応として、本学ではオンライン授業を実施するための学習支援システムの新規導入、感染防止に向けた各種備品及び消耗品等の購入など例年に比べて多大な支出を余儀なくされておりますが、その経費等を在学生の方に別途ご負担をお願いすることがないよう進めてまいりました。このような設備投資、施設の維持・運営、学内環境整備等のためにも学費は使用させていただいており、また、短期大学部の実験実習費も卒業までに必要とされる経費として計上させていただいております。授業形態がオンライン形式であっても対面形式であっても、在学中には、かならずそれに見合うだけの教育を教授いたします。
　以上の考え方に基づき、本学の教育研究活動を取り組んでおりますことに、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

　なお、すでにご案内いたしましたとおり、今年度のⅡ期の授業については、感染の拡大防止及び学修機会の確保と学修内容の質保証の観点から、「対面授業」と「オンライン授業」との併用による「ハイブリッド形式」で行ってまいります。
　今後も新型コロナウイルス感染症の影響下において、学生の皆さんと教職員の健康に最大限配慮しながら、安心・安全な環境での教育の提供を行うことを最優先に教育研究活動に取り組んでまいります。