お知らせ

お知らせ

学校法人睦学園は、令和5年6月10日に学園創立100周年を迎え、同日、神戸ポートピアホテルにて100周年記念式典・祝賀会を開催いたしました。
式典および祝賀会には、来賓、教職員含め約750名が出席しました。

兵庫大学吹奏楽部によるウェルカムミュージックの演奏から始まり、学生、生徒、園児による聖歌隊の讃歌の後、献灯・献花・献香に続き音楽礼拝が執り行われました。

河野真理事長の式辞では、聖徳太子の17条憲法第1条の「和を以て貴しと為す」を学園の建学の精神にいただき、人材育成方針の骨子としながら100年経った現在も脈々と継承されている、などと挨拶がありました。

末松信介前文部科学大臣、齋藤元彦兵庫県知事、小原芳明日本私立大学協会会長の祝辞に続き、神戸国際中学校・高等学校生徒、兵庫大学学生、兵庫大学附属加古川幼稚園園児による「慶びの言葉」では、将来の夢や両親への感謝の言葉なども披露されました。

河野真理事長による「睦学園GRAND DESIGN 2030」のプレゼンテーションがありました。
学園内の連携や地域との連携をさらに深め、学生、生徒、園児の成長を最大化させる教育を行うため、「和でつながり、個を伸ばす。」をビジョンに掲げ、睦学園が2030年に達成する姿として教育方針が示されました。

最後に河野幸星兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校長の閉式の辞で式典が終了しました。

祝賀会では、兵庫県私学総連合会摺河河祐彦会長による祝辞・乾杯が行われ、本学園の役員紹介を行いました。
その後、100周年記念事業として実施された作文コンテストの表彰式が実施され、小学生の部最優秀賞の南柚希さんが賞状を授与されました。

また、学園の功労者表彰が行われ、代表として渡邉東名誉理事長が功労者表彰を授与されました。

さらに、春の全国高等学校新体操選抜大会で全国優勝を果たした、兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校新体操部の演技発表が行われ、華麗な演技に観客からは感嘆の声が上がりました。

最後に100周年記念事業として楽曲制作された「すべての人に捧ぐ応援ソング100年」が披露されました。歌詞は広く公募し集まったエピソードを基に、ロックンロールバンド、ワタナベフラワーのクマガイ氏により制作されたものです。
園児、生徒、学生らによる合唱とダンスがあり、会場は大きく盛り上がり、澤田洋子兵庫大学附属須磨幼稚園長から謝辞があり、盛会のうちに閉宴しました。

睦学園は、大正10年に聖徳太子薨去1300年祭を記念して校祖鶴崎規矩子が「太子日曜学校」を始めたことを学園の創始とし、大正12年6月10日に校主河野厳想、校母河野センヨが「太子館」を設立いたしました。 同年太子館附属高等裁縫部を併設し、学園の創立としました。
以来、地域に根ざした睦学園は、兵庫大学・兵庫大学短期大学部（大学院含む）、兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校、神戸国際中学校・高等学校、兵庫大学附属須磨幼稚園、兵庫大学附属加古川幼稚園を擁する総合学園として「地域に愛される睦学園」、「質を重視する睦学園」を教育目標としています。学生、生徒、園児一人ひとりの個性や自立を尊重し、感謝、寛容、互譲の気持ちを大切に人材育成しています。