看護・介護研修ユニットからのお知らせ

看護・介護研修ユニットからのお知らせ

令和7年10月31日（金）に模擬患者養成講座の「スキルアップ研修」を実施しました。
本研修は、看護学部および社会福祉学部の教員が講師を務め、模擬患者としてご登録いただいている皆様のうち14名がご参加くださいました。

兵庫大学看護学科では、病院実習の前に病院を再現したシミュレーションユニットにて、模擬患者とコミュニケーションを取るなどのシミュレーション学習を行っています。その模擬患者参加型シミュレーション教育にご参加していただける模擬患者を養成する講座（全12回）を、兵庫大学独自の取り組みとして3年間継続して実施してきました。現在ご登録いただいている模擬患者は、約20名になり、年齢もさまざまな皆様が、教育に協力してくださいます。そのうちの14名が、スキルアップのための研修に主体的にご参加してくださいました。


今回のスキルアップ研修では、講座で学んだことの復習や、シミュレーションでの模擬患者の疾患について、症状の実際の演じ方など復習をしました。実際の病気の動画を視聴したり、説明を聞くことで「理解が深まり模擬患者を実施するときの不安が減った」などのご感想を聞くことができました。

また、研修会後は１～３期生の交流会を行い、それぞれ模擬患者を体験してみての「社会参加していることの充実」や「学生にかかわることの楽しさ」などの前向きなお話しをしてくださいました。「フィードバックが不安だ」「先輩からの意見が聞けて良かった」といった声もあり、次回以降の活動への励みとなる有意義な時間となりました。

模擬患者の皆様には、今後とも学生の学びを支える大切な存在として、引き続きご協力をお願い申し上げます。