講座
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No.1051 源氏物語の世界
―第一帖からふたたび読む、和歌に注目！！―
須磨・明石への流謫という逆境にあった光源氏が、権威を回復し、いよいよ政治家として着実に階段を上っていく姿を読んでいきます。一方、光源氏にとって最愛の人、藤壺女院の崩御や冷泉帝への秘密の露見という一大事が描かれます。同時に夕霧と雲居雁の恋など、子どもたちが物語に登場します。父親として、政治家として光源氏が如何に自分の世界を構築するかが見所となります。朝顔の君や斎宮女御等新たな女君たちとの交流も見逃せません。
★持ち物：筆記用具
★受講者全員にテキストをプレゼント
目標・メッセージ
冷泉帝、夕霧、明石の姫君の父親としての光源氏と政治家としての光源氏。二つの顔を持つ光源氏に注目！
講師・略歴
西中 裕子（兵庫県いなみ野学園 元副学園長）
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等をつとめる。
日程
① 4月19日(金) 「薄雲」① ～明石の母子の雪の別れ～
② 5月10日(金) 「薄雲」② ～藤壺女院の崩御と出生の秘密～
③ 5月24日(金) 「薄雲」③ ～春秋優劣論、六条院造営の計画～
④ 6月 7日(金) 「朝顔」 ～男と女の友情って？紫の上を脅かす存在～
⑤ 6月21日(金) 「乙女」① ～夕霧の元服と教育論、斎宮女御立后～
⑥ 7月 5日(金) 「乙女」② ～夕霧と雲居雁の幼い恋～
⑦ 7月12日(金) 「乙女」③ ～源氏と内大臣（頭中将）の争い～
時間 金曜日 14:40～16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 11,550円
