講座
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No.2041 播磨地域の石造物ー石造物鑑賞のコツとツボー
石造物とは、仏教伝来以後に石を材料として人工的に形成したものを指す。播磨には、日本最古の石仏や特産と言われる石棺仏(古代の石棺を再利用して石仏、種子等を刻出したもの)や各種石塔が数多く見られる地域です。石造物を種類別に解説し、石塔類の部位別形状変化から見える時代判定の目利き、即ち推定年代の判る観察のポイントを修得することを目指します。
目標・メッセージ
播磨に於いて、紀年銘の無い中世石造物の製作年代を推定できる目を養って鑑賞する喜びを味わえるようになる。
講師・略歴
1943年生まれ、加古川市在住。
元神戸市文化財基本調査委員会・調査委員。元加古川市文化財審議委員会・審議委員。
著書に『揖保川町史』『香寺町の石造物』「高砂市史』など分担執筆。
日程
9/5,9/12,9/19,9/26
13:00~14:30
プログラム(演題)
第1回:石造物の種類と推定制作年代を目利きする観察ポイント
第2回:播磨の主な種類別石造物の所在地と最近の新資料紹介
第3回:播磨の近世石工集団の居住地と石造物の分布および流通
第4回:現地見学:加古川市平荘町山角の報恩寺とその周辺地
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 5,160円