講座
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No.3062 国際会計の必要性と統合報告の役割期待
国際会計は、グローバルに事業展開をして、かつ証券市場に上場している、この2つの要件を満たす企業グループが使用する複雑で高度な会計を指します。確立された世界標準ルールとして、国際会計基準(IFRS)が承認されています。しかし、IFRSは国際的政治的産物でも有り、短所と限界もあります。IFRSのルール自体に欠陥があったため、金融危機が生じたと考えられ、現在、事業活動の新たな報告のあり方が模索されています。※企業や官公庁にお勤めの方(退職の方)は、ご自身の「組織の事業内容」を外部に説明している「報告書類」をご持参下さい。
目標・メッセージ
組織の事業活動力の源泉である資本(capital)概念とcapital提供者であるステークホルダー概念について、財務的資本のみならず他のcapitalを認識する必要性を探ってもらいたい。
日程
6/1,6/8,6/15,6/22,6/29,7/6
18:00~19:30
プログラム(演題)
第1回:国際会計の生成基盤と会計基準の世界標準化をめぐる議論
第2回:国際会計基準(IFRS)の概念フレームワークの概説
第3回:IFRSの限界と統合報告という新たな視点、Corporate Governanceのとらえ方
第4回:統合報告(Integrated Reporting)とは何か、capitalとstakeholderのとらえ方
第5回:統合報告書(Integrated Report)の作成および利用の効果(outcome)
第6回:統合報告の事例研究
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 7,740円