講座
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No.2111 『播磨国風土記』を読む
‐1300年前のふるさと探訪‐
目標・メッセージ
和銅5年(713)、各国に出された『風土記』編纂の命令。播磨は『風土記』の写本が残る、数少ない地域です。天皇や神々、渡来人や他の
地域の人々との交流、人々の暮らしなど、地名に由来するさまざまな伝承を記した『播磨国風土記』。各回テーマを設けて、古代の伝承
から播磨の歴史を読み解きます。
『播磨国風土記』は、古代の人々が残した貴重な歴史遺産です。豊かな伝承世界を旅して、ふるさと播磨を再発見しましょう。
講師・略歴
埴岡 真弓
(播磨学研究所運営委員兼研究員)
1980年奈良女子大学大学院文学研究科史学専攻修了。
1998年播磨学研究所研究員、2015年より運営委員。主に
播磨地域の歴史・民俗の研究。
2007年たつの市文化財審議委員、2011年加西市文化財審
議委員、2012年西脇市文化財審議委員、2013年赤穂市文
化財審議委員、2014年多可町文化財審議委員(いずれも現
在に至る)。
他に、西播磨高齢者文化大学、兵庫県文化芸術協会・ふるさ
との歴史教室、NHK文化センター・神戸教室、KCC姫路校
などで講師を務める。
2013年度姫路市芸術文化年度賞。
単著に『はりま歴史見て歩き』『はりま伝説夢物語』、共著に
『播磨の妖怪たち』『はりま伝説散歩』『播磨の民俗探訪』
『池田家三代の遺産』『ふるさとの原像』など。
日程
第1回 1/12(火)
第2回 1/19(火)
第3回 2/2(火)
第4回 2/16(火)
第5回 3/1(火)
第6回 3/15(火)
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 『播磨国風土記』入門
第2回 天皇の求婚物語
第3回 播磨の国の神・伊和大神
第4回 渡来人の足跡
第5回 行き交う人々・野見宿禰
第6回 風土記の酒
- 会場
- 13 号館エクステンション・カレッジ棟
- 定員
- 30人
- 受講料
- 7,740円