講座
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No.1101 紐解き『源氏物語』
-光源氏と取り巻く女君たち(絵合から藤裏葉)-
日本の古典の代表『源氏物語』が書かれてから、千年余が経ちました。この物語が千年もの時を越えて、私たちを魅了するものは何か。作品そのものを読みながら、光源氏と彼を取り巻く女君たちの姿を通して、答えを探します。『源氏物語』の登場人物の生き方を知るとともに、その時代の背景や文化に注目し、日本の伝統文化への思いを新たにしましょう。
目標・メッセージ
須磨下向を経て、栄華を極める光源氏と女君たちの関わりを中心にドラマチックに読み進めましょう。
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等。
日程
平成28年 4月15日(金)、4月22日(金)、5月13日(金)、5月20日(金)
5月27日(金)、6月17日(金)、6月24日(金)、7月1日(金)
7月15日(金)、7月22日(金)、9月2日(金)、9月16日(金)
【講義時間】14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 これまでのあらすじ-光源氏と取り巻く女君たち
第2回 絵合-斎宮女御と弘徽殿女御の絵合-
第3回 松風-明石の君との再会、紫の上の苦悩-
第4回 薄雲①-姫君との別れ-
第5回 薄雲②-藤壺の死、春秋優劣論—
第6回 朝顔-朝顔の君に懸想、紫の上の苦悩-
第7回 乙女-夕霧と雲居雁の恋、六条院竣工
第8回 玉鬘、初音-夕顔の遺児の登場-
第9回 胡蝶、蛍、常夏、篝火-光源氏の懸想と物語論-
第10回 野分、行幸、藤袴、真木柱-玉鬘騒動決着—
第11回 梅枝-姫君入内準備
第12回 藤裏葉-栄華の極み
- 会場
- 13号館エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 15,480円