講座
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No.1191 ことばのふしぎ~言語学への招待~
ホモ・ロクエンス(話す人間)とは、ことばを使うことこそが人間と人間以外の動物とを隔てる最も大きな差であるということを表している。ことば無しの生活は一日たりとも考えられない。にもかかわらず、「ことば」について普段あまり考えることがない。本講座では、そのような人間生活と切り離せないことばについて、いかに考察すべきことが多いかをみていきます。
目標・メッセージ
サルやイヌと同じ生き物としてのヒト類の一員である私たちの知的生活や精神活動の根本である「ことば」について多くの発見をしていきましょう。
講師・略歴
原野 昇(広島大学名誉教授)
広島大学大学院博士過程中退、パリ大学文学博士、広島大学名誉教授。
(著書)
『芸術のトポス』(岩波書店、共著)、『フランス中世文学を学ぶ人のために』(世界思想社、編著)
(訳書)
『狐物語』(岩波文庫、共訳)、『中世の象徴と文学』(青山社)
日程
平成28年 6月2日(木)、6月16日(木)、6月30日(木)
【開講時間】13:00~14:30
プログラム(演題)
第1回 ことばの二面性—音と意味
第2回 ことばと世界観
第3回 ことばのしくみ-文法
- 会場
- 13号館エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 3,870円