講座
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No.1201 「奥の細道」をたずねて
-約400キロに及ぶ奥羽北陸行脚の意義-
俳聖・松尾芭蕉が死を覚悟して旅だった東北地方の旅の間に見聞したものを新しい紀行文として書いた『奥の細道』。かなり不便で困難な旅をなぜ思い立ったのか、また、その旅の目的は何か。
また、芭蕉は紀行文をいくつか残しているが、『奥の細道』は芭蕉の紀行として完成されたものであり、古今の紀行文の中でも稀有の名作といわれ、現在まで読み継がれています。わたしたちを惹きつける魅力は何かを、実際に読み進める中で探っていきます。
目標・メッセージ
約5カ月を要し、2400キロの行程を旅した芭蕉の思いとは。300年余り昔の江戸時代にタイムスリップして確かめましょう。
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等。
日程
平成28年 4月11日(月)、4月25日(月)、5月9日(月)、5月23日(月)
6月6日(月)、6月20日(月)、7月4日(月)、7月11日(月)
【講義時間】14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 芭蕉の世界-生涯と作品について-
第2回 奥の細道-序・冒頭文-
第3回 出発-草加-室の八島
第4回 日光-野越-黒羽-雲厳寺-
第5回 殺生石-清水の柳-白河の関
第6回 須賀川-しのぶもぢ摺石-丸山-飯坂
第7回 笠島-武隅の松-仙台-壺の碑
第8回 塩釜-松島
- 会場
- 13号館エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 10,320円