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講座

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No.2111 「峯相記」を読む-播磨の中世を探る-

「峯相記」は、峯相山鶏足寺の老僧が語ったとされる寺社の由緒や当時のさまざまな伝承、そして社会情勢などを記した、室町時代の貴重な歴史史料です。太子町の斑鳩寺に残されている16世紀初めの写本は、国の重要文化財になりました。2期にわたって、中世播磨の姿を探っていきたいと思います。

目標・メッセージ

室町時代に書かれた地誌であり、歴史書である「峯相記」。同時代人の目から見た、中世播磨の姿を読み解いていきます。

講師・略歴

埴岡 真弓(播磨学研究所運営委員兼研究員)

1980年奈良女子大学大学院文学研究科史学専攻修了。
1998年播磨学研究所研究員、2015年より運営委員。
主に播磨地域の歴史・民俗の研究
2007年たつの市文化財審議委員、2011年加西市文化財審議委員、2012年西脇市文化財審議委員、2013年赤穂市文化財審議委員、2014年多可町文化財審議委員(いずれも現在に至る)
他に、西播磨高齢者文化大学、兵庫県文化芸術協会・ふるさとの歴史教室、NHK文化センター・神戸教室、KCC姫路校などで講師を務める。
2013年度姫路市芸術文化年度賞。
単著に『はりま歴史見て歩き』『はりま伝説夢物語』、共著に『播磨の妖怪たち』『はりま伝説散歩』『播磨の民俗探訪』『池田家三代の遺産』『ふるさとの原像』など

日程

平成28年 5月10日(火)、5月17日(火)、6月7日(火)
     6月21日(火)、7月5日(火)、7月19日(火)

【開講時間】14:40~16:10

プログラム(演題)

第1回 「峯相記」入門
第2回 峯相山鶏足寺の由緒
第3回 法道仙人の寺 ‐一乗寺ほか‐
第4回 忠犬伝説の寺 ‐粟賀の犬寺‐
第5回 播磨二宮 ‐荒田神社‐
第6回 賀古浦の女神 ‐日岡神社‐

会場
13号館エクステンション・カレッジ
定員
30人
受講料
7,740円
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