講座
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No.3131 「大岡裁き」を現代法で読み解く
-日本人の法意識をめぐって-
公正で人情味ある裁定(裁判)として知られる「大岡裁き」に共感を持たれた方が多いと思います。この大岡越前守とはいかなる人物か、裁定の内容・時代背景等を研究したいと思います。「大岡裁き」と言われる裁判に含まれる法的判断が現代生活と如何に係り、有益なものであるか等を検討し、興味と知識を深めたいと考えております。
目標・メッセージ
皆さんもこの機会に参加され、興味のある問題の解決ヒントがたくさん埋まっている井戸を深く掘り下げてみることをお勧めいたします。
講師・略歴
今井 俊介(弁護士・元大阪高等裁判所刑事部裁判長・
元兵庫大学社会福祉学科教授・学校法人睦学園監事)
1962年3月京都大学法学部卒業
司法試験合格後、裁判官に任命され、奈良地方・家庭裁判所所長、大阪高等裁判所刑事部裁判長を歴任
2005年定年退官、兵庫大学社会福祉学科教授、弁護士登録(兵庫県弁護士会)学校法人睦学園監事
2010年 瑞宝重光章を受賞
著書・論文 : 多数
日程
平成28年 5月14日(土)、5月28日(土)、6月4日(土)
6月18日(土)、7月2日(土)、7月16日(土)
【開講時間】14:40~16:10
プログラム(演題)
◆第1~3回
大岡越前守の人物像、「大岡政談」の時代背景、日本的法意識との調和について考察します。
◆第4~6回
著名な「大岡政談」を取り上げ、紛争解決の手法と法解釈を現代のそれと比較研究します
- 会場
- 13号館エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 7,740円