講座
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No.3171 冤罪:その原因と救済
-日本と米国にみる冤罪の類似~どちらの司法に正義があるのか?-
全世界でますます課題になっている冤罪。裁判員制度が開始され、冤罪事件を防ぐ努力が切に求められています。この講座では、冤罪事件の主要因、取り調べ室の暴行、嘘の自白、根拠のない科学、隠された証拠等を探求し、それらを基に米国と日本の冤罪事件を比較します。どちらの国の刑事司法制度が正義を果たすのかも検討!
目標・メッセージ
講義ではなく、テーブルを囲む対話形式をとります。各事件の証拠・情報を紹介しますので、みなさんに調査役をしてもらいながら、各自の考えを自由に話し合える雰囲気で学びましょう!
講師・略歴
Michael H. Fox (兵庫大学共通教育機構准教授)
1983年ミシガン大学卒
2001年 カリフォルニア州立大学 修士
主な研究テーマは犯罪学、刑事司法学、正義学。
その他ARK(アニマルレフュージ関西)理事、C.U.R.E International (受刑者復活の国際市民団体)アドバイザーを務める。
日程
平成28年 5月24日(火)、6月7日(火)、6月21日(火)
【開講時間】14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 火災・焼死冤罪事件:2ヶ国の悲劇 大阪東住吉事件と米国Kirk事件
第2回 北海道の恵庭冤罪事件:真犯人をかばう検察
第3回 女性を標的にした冤罪事件:米国のLobato氏と千葉県のロザール氏の捏造
- 会場
- 13号館エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 3,870円