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講座

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No.1241 漢字探偵団 ~漢字から東アジア世界の文化を読み解く~

漢字は漢語(中国語)を表記するための文字ですが、なぜ他言語の文字と比べて字数が圧倒的に多いのか?漢詩を作るには押韻が重要ですが、押韻する字をいかにして定めたのか?非漢語圏(日本・朝鮮半島など)でも漢字が使われるのはなぜか?近代以降、東アジア各地で漢字の改革・制限・廃止などが進んでいますが、今後漢字はどうなるのか?などの疑問について、さまざまな文献・資料を読み解いて明らかにしていきます。

目標・メッセージ

漢字は、言語も文化も異なる東アジア世界の人々を繋ぐ役割をも担ってきました。「共通語」ならぬ「共通字」としての漢字への理解を深めていきましょう。

講師・略歴

田村 祐之(姫路獨協大学人間社会学群・准教授
出身地:北海道
最終学歴:北海道大学大学院文学研究科修士課程(中国文学専攻)博士後期課程満期退学
1999年4月より姫路獨協大学外国語学部専任講師に就任
現職:姫路獨協大学播磨総合研究所 准教授
主な研究分野:14~16世紀の東アジア文化史

日程

11/17、11/24、12/1、12/8、12/15、12/22 (木曜日)

【開講時間】10:40~12:10

プログラム(演題)

第1回 漢字の起源-何のために漢字は生まれたか
第2回 漢字と辞書-増える漢字をいかに整理したか
第3回 漢字と漢詩-漢字の音を漢字を使っていかに表わすか
第4回 漢字の影響-中国周辺地域の人々は漢字をいかに利用したか
第5回 漢字と日本-日本人は漢字をいかに利用したか
第6回 漢字の未来-これから漢字はどうなるのか

会場
兵庫大学13号館エクステンション・カレッジ
定員
30
受講料
7,740円
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