講座

No.4171 心理学総合講座②
～発達心理学と認知心理学～

前期に開講しました心理学総合講座①に続き、今期は発達心理学と認知心理学を取り上げます。発達心理学では児童心理学を中心に、子供の成長過程に沿った心理の変化や発達のつまづきについて話します。認知心理学では私たちの知覚と記憶について取り上げ、私たちの認識が本当に正しいのか、ということを考えてみたいと思います。

目標・メッセージ

心理学と聞くと難しそうに聞こえますが、私たちの「心」という、目には見えないけれど一番大事で身近な事柄を扱います。私たちの心の現れ方を学ぶことでより生活を充実させましょう。

講師・略歴

北島　律之（兵庫大学教育共通機構教授）
九州芸術工科大学芸術工学部卒業
九州芸術工科大学博士後期課程単位取得退学
博士(芸術工学)
【主な研究テーマ】
・感覚間の相互作用　・三次元知覚のメカニズム　・意思決定における心理過程

松田　信樹（兵庫大学こども福祉学科准教授）
神戸大学教育学部卒業
神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了（修士　教育学）
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程（単位取得満期退学）
【主な研究テーマ】
・自尊感情　　・子どもの自己肯定感　　・集合的自尊感情

日程

11月8日　11月22日　12月6日　1月10日　1月24日　2月7日（火曜日）
【開講時間】14：40～16：10

プログラム（演題）

第1回　児童心理学から生涯発達心理学へ（松田）
第2回　子どもの健やかな成長を支えるもの（松田）
第3回　発達のつまずきを正しく理解する（松田）
第4回　＜知覚＞　「気づかないことに気づく」は幸福への一歩？　（北島）
第5回　＜記憶＞　自分って何？　新しい自分と出会う？　　（北島）
第6回　＜意思決定＞　意外なほど頭を使わない？　　（北島）

会場: 兵庫大学エクステンション・カレッジ
定員: 30
受講料: 7,740円