講座
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No.4221 がんを超えて
~がんを知って自分らしい向き合い方を考える~
がんによる死亡者の減少、患者とその家族の苦痛の軽減と療養生活の質の維持向上を目指す「がん対策推進基本計画」が策定されて10年、今やがん治療は、がんと向き合い、がんを超えて、生きる「がんサバイバー」の時代になりました。患者や家族の抱く治療や仕事、生活への不安を少しでも軽くするために、がん予防や療養、生活を支えるサービスの仕組みを知り、がんになっても自分らしく過ごせるためにはどうすればよいかを学びます。
目標・メッセージ
がん診療連携拠点病院のがん相談員として、多くのがん患者さんとそのご家族の相談をお受けしてきました。その経験を元に、国の施策や課題について考えたいと思います。(和田)
2人に1人はがんになる時代です。がんを知って、がんを予防しがんになっても自分らしい向き合い方を考えるために必要な知識を学びましょう。(大塚)
講師・略歴
和田 光徳(兵庫大学社会福祉学科教授)
関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科博士前期課程(臨床福祉学専攻)修了
修士(臨床福祉学)
大塚 千秋(兵庫大学看護学科講師)
川崎医療福祉大学大学院医療福祉学学研究科修士課程修了
保健看護学修士
緩和ケア認定看護師
内田 眞砂(がん患者グループ ゆずりは明石代表)
看護師として5年、保健師として37年働いたのち2011年5月よりゆずりは明石の代表
日程
3月11日 3月18日 3月25日
【開講時間】10:40~12:10
プログラム(演題)
第1回 がん患者さんの「社会的痛み」といわれるもの
第2回 がんのことで知っておきたいこと(がんの予防・症状緩和・療養)
第3回 がんも身のうち~サバイバーとしてがんと共に生きていく~
がん患者グループ「ゆずりは明石」の活動について
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30
- 受講料
- 3,870円