講座
講座
No.1261
親鸞の手紙から見る時代と仏教
--念仏を聞き、念仏を訊く―
壮年期に関東で活発な専修念仏の布教を行った親鸞。彼は60歳ごろ京都に戻り、90歳で亡くなるまで、関東の門弟たちと数多くの消息(手紙)をやり取りしました。そこからは、等身大の親鸞の姿や、当時の念仏者たちが直面していた様々な問題が浮かび上がってきます。親鸞のその他の著作とも重ね合わせながら、多様な角度で見ていきましょう。
目標・メッセージ
浄土真宗というひとつの宗教を軸にして根拠を確かめながら学ぶことは、他の宗教や歴史上の出来事を柔軟に考えることにもつながります。
講師・略歴
西 義人 (浄土真宗本願寺派総合研究所 上級研究員)
2004年 龍谷大学院文学研究科博士後期課程真宗学専攻単位取得退学。
2005年 浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター現・浄土真宗本願寺派総合研究所)
「いのちと念仏」相談センターにて教学相談業務に従事、現在は、『季刊せいてん』編集担当。
龍谷大学非常勤講師、京都女子大学非常勤講師。
日程
2/3 2/24 3/10 土曜日
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 念仏者と日本の神々
第2回 念仏の回数にとらわれ続ける人々
第3回 33歳に伝えられた86歳の境地
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 3,870円