講座
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No.2051
播磨国守護赤松氏の実像
―円心から義村まで―
南北朝期から室町期における播磨国守護は、一時期を除いて、赤松氏が継承しています。したがって、中世後期の播磨国を理解するためには、赤松氏の研究が不可欠です。しかし、『太平記』『嘉吉記』『赤松盛衰記』など、赤松氏に関する軍記類が有名であるがゆえに、虚像が通説化することも少なくありませんでした。本講座では、赤松氏の実像を明らかにしていきます。
目標・メッセージ
軍記類などによって歪められた虚像を排して、古文書などの一次史料に基づく正しい歴史像を把握することを目的とします。
講師・略歴
光成 準治 (元県立広島大学講師)
九州大学大学院比較社会文化学府博士課程修了
博士(比較社会文化)
元、県立広島大学講師
主な著書:『関ヶ原前夜~西軍大名たちの戦い』(日本放送出版協会,2009年)
『毛利輝元~西国の儀任せ置かるの由候』(ミネルヴァ書房、2016年)
『吉川広家』(戎光祥出版、2016年)
日程
1/22 2/26 3/19 月曜日
13:00~16:10(2時限連続)
プログラム(演題)
第1回 赤松円心(則村)~赤松氏の出自~
第2回 赤松範資・則祐~赤松氏の拡大~
第3回 赤松義則~播磨国支配の進展~
第4回 赤松満祐~嘉吉の乱の原因と経過~
第5回 赤松政則~赤松氏の没落と再興~
第6回 赤松義村~赤松氏の衰退~
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30mei
- 受講料
- 7,740円