講座
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No.1041 楽しく知る日本の近代文学史(大正・昭和戦前編)
-文士はいかにして戦ったか-
平成も終わり、明治・大正はもちろん、昭和も遠くなりました。世の中はずいぶんと便利になりましたが、私たちの考え方や心もちはどうでしょうか。少し前の時代に「文学」を志した人々の生きざまを知り、私たちにとっての文学の意味や私たちの生き方を考える契機にできればと思います。文士たちの意外なエピソードなども紹介する予定です。
目標・メッセージ
明治から昭和初めまでの日本における、文学の大まかな流れと主要な作家についての知識を楽しみながら身につけていきます。
講師・略歴
野田 直恵(兵庫大学短期大学部保育科 准教授)
龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程(単位取得満期退学)、文学修士。主な研究テーマは岡本かの子の文学、仏教文学を中心とする近代文学。
【著書】 『太宰とかの子』(共著、おうふう、2013年2月)、「岡本かの子『散華抄』論―小説家としての出発点」(単著、『国語国文』2012年4月)、「岡本かの子「老妓抄」論 ―それぞれのパッション」(単著、『国語国文』2013年12月)、「岡本かの子「花は勁し」論―空間に生起するもの―」(単著、『日本近代文学』2016年11月)、「近代日本における『百喩経』受容―岡本かの子と「百喩経」―」(単著、『仏教文学』2017年4月)
日程
①10月04日(金) 大正モダニズム1~白樺派の作家たち
②10月18日(金) 大正モダニズム2~近代詩の円熟
③11月01日(金) 近代の仏教文学の誕生~宮沢賢治と岡本かの子
④11月15日(金) 作家と女性~谷崎潤一郎と佐藤春夫
⑤11月29日(金) 武器としての文学~プロレタリア作家たち
⑥12月13日(金) 新感覚派の戦法~川端康成と横光利一
時間 金曜日 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,740円