講座
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No.1102 『日本書紀』読解から見る古代日本
-天皇の即位に関する記事-
『日本書紀』の天皇即位に関する記事には、単に「位についた」と述べるもの、「壇」を設けた、群臣らが勧めた、など様々な記載が見られます。
この講座では、こうした記載などから、『日本書紀』が編纂された律令制導入時期や、それ以前の天皇(大王)の即位に関する観念や、古代の政治の一端などを概観したいと思います。
目標・メッセージ
『日本書紀』をはじめとする史料や考古学の成果から、日本古代の政治・文化・社会などの理解を深めます。
講師・略歴
生田 敦司(大谷大学・龍谷大学 非常勤講師)
歴史学(日本古代史)、人文情報学。
論文等に、「春日山田皇女の伝承に関わるミヤケと春日部」『日本書紀研究』第31冊(塙書房、2016年)、「犬養氏と犬養部の理解に関する現状と課題」『日本書紀研究』第32冊(塙書房、2017年)、「気候変動データと『日本書紀』の記載」『気候適応史プロジェクト成果報告書2』(総合地球環境学研究所, 2017年)ほか。
日程
①11月02日(土) 天皇即位に関する叙述の傾向
②11月16日(土) 勧められて即位する天皇
③11月30日(土) 儀礼の様子を語る記事
④12月14日(土) 即位記事に付随する言葉・記事
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 5,160円