講座
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No.1192 浄土真宗と本願寺
-混沌の近代仏教-
江戸から明治への時代の転換は、日本仏教界に大きな衝撃をもたらしました。各教団は廃仏毀釈や国家神道といった危機的状況への対応に追われます。一方、そうした状況は、数多くの異才たちを世に出すことともなりました。混沌としたエネルギーが渦巻いていた近代日本仏教を、西本願寺という窓からのぞいてみましょう。
目標・メッセージ
新選組との関わり、本願寺の紋の由来、宗教と科学の問題など、興味深い情報や、現代まで続く重要なテーマが近代にはあふれています。
講師・略歴
西 義人(浄土真宗本願寺派総合研究所 上級研究員)
2004年、龍谷大学院文学研究科博士後期課程真宗学専攻単位取得退学。2005年より、浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター(現・浄土真宗本願寺派総合研究所)、「いのちと念仏」相談センターにて教学相談業務に従事。現在は浄土真宗聖典の学習誌『季刊せいてん』編集担当。
龍谷大学非常勤講師、京都女子大学非常勤講師。
日程
①02月08日(土) 近代西本願寺概説―維新期から大正まで―
②02月29日(土) 近代からの「伝統」―意外と新しい由来と残された謎―
③03月14日(土) 科学からの挑戦―仏はいるのか、浄土はあるのか―
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 3,870円