講座
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No.2051 はじめての拓本
―正しい打ち方を学ぼう―
小学生の頃、ノートの下に10円玉を置いて上から鉛筆で擦り、その模様を写し取った記憶...これが簡単な拓本との出会いではないでしょうか。
拓本とは、石材や金属そして焼物(土器、瓦類)等に刻まれた文字や模様を紙(和紙・唐紙など)に拓本用墨を用いて写し取る技法です。この方法を使い、ご自身で素敵な作品が創作できます。
目標・メッセージ
最近、被拓物に直接墨を付ける魚拓取り(※)や、拓本墨以外の墨を使用して被拓物を汚す不届きな者が増えて大変困った状態です。この機会に正しい拓本の打ち方を習得してください。
(※)版画の取り方の一種
講師・略歴
藤原 良夫(元加古川市文化財審議委員会 審議委員、元神戸市文化財基本調査委員会 調査委員)
1943年生まれ、加古川市在住。
元加古川市文化財審議委員会審議委員。元神戸市文化財基本調査委員会調査委員。
【著書】『揖保川町史』『播磨新宮町史』『香寺町の石造物』『高砂市史』など分担執筆
日程
①7月10日(水) 拓本の種類と歴史/道具のタンポを作る(2つ)
②7月17日(水) 瓦で拓本を打つ練習
③7月24日(水) 金工品で拓本を打つ練習
時間 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 4,860円