講座
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No.1041 古典和歌の世界
―『百人一首』を読む・知る・楽しむ―
カルタでよく知られている『百人一首』は、鎌倉時代の歌人・藤原定家が選んだものがもとになっているといわれています。しかし、どういった経緯で、なぜこの歌が選ばれているのか、といったことは、まだはっきりとはわかっていません。
本講座では「歴史」という視点から、『百人一首』という作品を新しく読み直してみたいと思います。
目標・メッセージ
和歌に対する「難しそう、敷居が高そう」というイメージを変えられるように、なるべく楽しくお話ししたいと思います。
講師・略歴
溝端 悠朗(龍谷大学・相愛大学 非常勤講師)
1989年大阪府生まれ。
龍谷大学大学院文学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。
専門は中古中世和歌文学、特に院政期の和歌や歌合について研究しています。
日程
①10月17日(土) 『百人一首』の枠組み
②10月31日(土) 『百人一首』の万葉歌人
③11月14日(土) 『古今和歌集』とその前後
④11月28日(土) 女房文学と『百人一首』
⑤12月12日(土) 和歌の転換期としての院政期
⑥ 1月 9日(土) 平安時代の終わりと『百人一首』
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,000円