講座
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No.1061 芭蕉の世界 『野ざらし紀行』
―最初の紀行文、蕉風へのあゆみ―
「漂泊の俳人」と呼ばれる松尾芭蕉。残した紀行文は、全部で「5篇」。芭蕉の最初の紀行文である『野ざらし紀行』は、江戸から故郷の伊賀上野に向かう旅で貞享元年8月から翌年の4月まで(帰りは木曽路・甲州路を経由)の約9か月もかかりました。その時芭蕉はすでに41歳。よほどの覚悟が必要だったと思われますが、旅に駆りたてたものは何か。何を得ることができたのか等々読みながら探ってみます。
★持ち物:筆記用具、テキスト「おくのほそ道」
★新規受講者の方にはテキストをプレゼント
目標・メッセージ
芭蕉の最初の紀行文を読んで、芭蕉の俳風の変化や目指そうとしたものを考えてみましょう。
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
①10月18日(月) はじめに~旅立ち、箱根越え
②11月 1日(月) 富士川から大井川・佐夜の中山
③11月15日(月) 伊勢から伊賀・大和
④12月 6日(月) 吉野
⑤1月17日(月) 山中・不破・大垣・桑名・熱田
⑥1月31日(月) 尾張から故郷越年、大和へ
⑦2月 7日(月) 京都・大津を経て帰庵
時間 月曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 10,500円