兵庫大学 兵庫大学短期大学部

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講座

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No.1062 『日本書紀』と古代の日本
―神功皇后の新羅征討伝承を探る―

我が国の最初の国史である『日本書紀』には、古代の日本を考える上で欠かせない豊富な内容が含まれます。また、同時期に完成した『古事記』とも異なった特徴や世界観があります。
この講座では、『日本書紀』の内容を中心に古代の政治・社会・文化を考えます。
今回は、神功皇后が新羅を平定したという話を題材に、物語成立の背景や思想を考えます。

目標・メッセージ

伝承・物語を構成する要素や、『日本書紀』独自の神功皇后の位置づけなどを考えていきます。

講師・略歴

生田 敦司(大谷大学・龍谷大学 非常勤講師)
京都府立大学大学院修士課程修了。龍谷大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。
現在、大谷大学、龍谷大学、各非常勤講師。
「天武十年の帝紀・上古諸事記定と舎人親王の日本紀編纂体制」『日本書紀研究』第33冊(塙書房)、「六・七世紀の気象変化と「穀」をめぐる諸問題」『気候変動から読みなおす日本史 (3) 先史・古代の気候と社会変化』(臨川書店)ほか。

日程

①5月15日(土) 新羅征討伝承のあらまし
②5月29日(土) 『日本書紀』の中の神功皇后
③6月 5日(土) 神功皇后の名
④6月19日(土) 神託した神々

時間 土曜日 14:40~16:10 

会場
兵庫大学エクステンション・カレッジ
定員
30名
受講料
6,000円
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