講座
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No.1091 アジアの観光ものがたり
―日本・台湾・韓国の温泉地を訪ねる旅―
「アジアの観光ものがたり」、今回の講座は、アジアの温泉についてお話します。日本は世界どこの国にも劣らない温泉大国です。台湾と韓国にも古くから温泉文化はありましたが、温泉が観光商品として開発されたのは日本の技術によるものでした。
日本・台湾・韓国の温泉を通じてアジアの温泉文化の比較と日本とのかかわりについて考えてみませんか。
第1回(7月14日)は、城崎麦わら細工 かみや民芸店の神谷 俊彰先生を招いての特別授業となります!
※麦わら細工とは、今より約280年前、城崎に湯治に来た因州(鳥取県)の半七という職人が、竹笛やコマなどに色麦わらを貼って宿の軒先で売り、宿料の足しにしたのが始まりと言われています。
かみや民芸店は日本で唯一城崎にしかない郷土民芸品の麦わら細工を製造販売しています!
目標・メッセージ
兵庫県には、日本で最も源泉の温度が高い温泉地である湯村温泉をはじめ多くの温泉地があります。受講終了後、兵庫県内の温泉地に見学に行きます。日程等につきましては、講座の中で受講生の皆様とご相談の上、決定します。アジアの温泉について楽しく勉強しましょう。
講師・略歴
李 良姫(兵庫大学現代ビジネス学科 教授)
関西学院大学社会学部社会学科卒業、広島大学大学院国際協力研究科博士課程修了博士(学術)。JTBグループ会社勤務。
主な論文として、「祭りの創出・観光資源化の成功要因及び課題-韓国咸平郡「蝶々祭りを中心に-」/『日本地域政策研究』(2014年)、「人口減少と高齢化による観光への影響―国および地域の取るべき政策」/『日本地域政策研究』(2016年)、「大学における効果的な観光教育の実践と課題―地域イベント参加を中心に―」/『兵庫大学論集』(2017年)
神谷 俊彰(城崎麦わら細工 かみや民芸店)
兵庫県城崎市出身。京都芸術短期大学卒業。
1991年から麦わら細工の世界に入る。
かみや民芸店の3代目。
2019年、兵庫県技能顕功賞を受賞。
日程
①7月14日(水) 日本の温泉を訪ねる旅―城崎麦わら細工体験教室―
②7月21日(水) 台湾の温泉を訪ねる旅―台湾温泉の開発の始まりと現在―
③7月28日(水) 韓国の温泉を訪ねる旅―古代から現代にいたるまでの韓国の温泉と日常生活―
時間 水曜日 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 4,500円