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講座

講座

No.1052 『日本書紀』と古代の日本
―上宮王家と政争―

厩戸皇子(聖徳太子)は斑鳩を拠点として推古朝の政治を主導したと考えられますが、 皇子亡き後、その一族は引き続き斑鳩に集結し、「上宮王家」を形成していました。 厩戸の子息、山背大兄王と王家は推古朝の後、舒明~皇極朝にかけて、蘇我氏主導の政治に翻弄されました。                                                         この講座では、推古朝後の上宮王家の動向をたどります。

★持ち物:筆記用具

目標・メッセージ

上宮王家を軸に、蘇我氏主導の政治や乙巳の変(大化改新)前夜の状況、当時の王家のあり方などを読み解きます。

講師・略歴

生田 敦司(大谷大学・龍谷大学 非常勤講師)
京都府立大学文学部史学科卒業、同大学院修士課程修了。龍谷大学大学院博士後期課程国史学専攻単位取得退学。博士(文学)。現在、大谷大学、龍谷大学、各非常勤講師。
【著書】『記紀氏族伝承の基礎的研究』(和泉書院)、『六・七世紀の気象変化と「穀」をめぐる諸問題』『気候変動から読みなおす日本史 (3) 先史・古代の気候と社会変化』(臨川書店)ほか。

日程

①10月 8日(土) 上宮王家の概要
②10月22日(土) 推古の遺詔と皇位継承問題(1)
③11月 5日(土) 推古の遺詔と皇位継承問題(2)
④11月19日(土) 蘇我氏の専権と上宮王家
⑤12月 3日(土) 上宮王家の滅亡(1)
⑥12月17日(土) 上宮王家の滅亡(2)

時間 土曜日 14:40~16:10

会場
兵庫大学エクステンション・カレッジ
定員
30名
受講料
9,000円
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