講座
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No.1071 源氏物語の世界
―第一帖からふたたび読む、和歌に注目！！―
前期は、『源氏物語』をふたたび第一帖から読んでみようと「若紫」までみてきました。特に和歌に注目しながら、読み進めてきましたが、和歌の存在は、その場面の情景や登場人物の心情をより鮮明に伝えており、源氏物語の世界を知る上で欠かすことのできないものだと実感できます。
後期は、「末摘花」から「賢木」までを鑑賞し、光源氏や女君たちに思いをめぐらします。
★持ち物：テキスト「源氏物語（上・下）」
★新規受講者の方にはテキストをプレゼント
この講座コードとは別に3月10日(金)に現地視察（京都方面）を実施予定です。
2020年度の現地視察が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったため、過去に受講された方でも受けれるように学外実施のみ申込みを分けております。
現地視察に参加される方（希望者のみ）は【現地視察】源氏物語の世界（講座コード：1081）をお申込みください。
目標・メッセージ
光源氏と女君たちとの和歌のやり取りに注目しながら、平安貴族の心の中に分け入ることで、昔も今も変わらぬ「男と女」の世界が垣間見えるかもしれませんよ。
講師・略歴
西中 裕子（兵庫県いなみ野学園 元副学園長）
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
①10月14日(金) 「末摘花」 ー零落した貴婦人との逢瀬と失望
②10月28日(金) 「紅葉賀」① ー藤壺、不義の子を出産 中宮になる
③11月11日(金) 「紅葉賀」② ー老女房、源典侍
④11月25日(金) 「花宴」 ー朧月夜に似るものぞなき
⑤12月 9日(金) 「葵」 ① ー賀茂の祭の車争い
⑥12月16日(金) 「葵」 ② ー葵の上に憑いた物の怪と葵の上の死
⑦ 1月20日(金) 「葵」 ③ ー紫の上と結婚
⑧ 2月 3日(金) 「賢木」① ー六条御息所との別れ、桐壺院崩御
⑨ 2月10日(金) 「賢木」② ー政治的に干される源氏と藤壺の出家
⑩ 2月24日(金) 「賢木」③ ー尚侍の朧月夜と密通
時間 金曜日 14:40～16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 15,000円
