講座
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No.1072 『日本書紀』と古代の日本
―厩戸皇子と聖徳太子―
2021・2022年は厩戸皇子(聖徳太子)が亡くなって1400年とされます。
厩戸皇子について多くを伝える現存最古の史料は『日本書紀』ですが、説話的な要素も多いため解釈などに諸説あり、現在でも議論が続いています。
講座では『日本書紀』を中心に、厩戸皇子の王族としての側面や伝承・物語に関わる情報を整理します。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
『日本書紀』を中心に厩戸皇子の伝えを整理して、後世まで尊崇され親しまれる源流をたどります。
講師・略歴
生田 敦司(大谷大学・龍谷大学 非常勤講師)
京都府立大学文学部史学科卒業、同大学院修士課程修了。龍谷大学大学院博士後期課程国史学専攻単位取得退学。博士(文学)。現在、大谷大学、龍谷大学、各非常勤講師。
【著書】『記紀氏族伝承の基礎的研究』(和泉書院)、『六・七世紀の気象変化と「穀」をめぐる諸問題』『気候変動から読みなおす日本史 (3) 先史・古代の気候と社会変化』(臨川書店)ほか。
日程
①5月21日(土) 皇子像・太子像研究の難しさ
②6月 4日(土) 王族としての厩戸皇子
③6月18日(土) 所領の伝承
④7月 2日(土) 聖徳太子像の源流
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 6,000円