講座
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No.1061 源氏物語の世界
―第一帖からふたたび読む、和歌に注目!!―
令和四年度は、『源氏物語』をふたたび第一帖から読んでみようと「賢木」までみてきました。特に和歌に注目しながら、読み進めてきましたが、和歌の存在は、その場面の情景や登場人物の心情をより鮮明に伝えており、源氏物語の世界を知る上で欠かすことのできないものだと実感できます。令和五年度の前期は、「花散里」から「明石」までを鑑賞し、光源氏や女君たちに思いをめぐらします。
★持ち物:筆記用具、源氏物語現代語訳付「第三巻 須磨~松風」
★受講者全員にテキストをプレゼント
目標・メッセージ
光源氏と女君たちとの和歌のやり取りに注目しながら、平安貴族の心の中に分け入ることで、昔も今も変わらぬ「男と女」の世界が垣間見えるかもしれませんよ。
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
①4月21日(金) 「花散里」ー癒しを求めて 「花散里」の役割
②5月12日(金) 「須磨」①ー流離の皇子、なぜ須磨へ?人々との別れ
③5月26日(金) 「「須磨」②ー須磨での侘び住まいと明石入道の思惑
④6月 9日(金) 「須磨」③ー頭中将の訪問 突然の大嵐
⑤6月23日(金) 「明石」①ー須磨の嵐と神のみちびき明石入道の迎え
⑥7月 7日(金) 「明石」②ー明石入道とその娘
⑦7月14日(金) 「明石」③ー明石の浦の別れと帰京
時間 金曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 10,500円