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講座

講座

No.1271 南海トラフ地震と兵庫の地盤[会場:東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)]
―南海トラフ地震の機構解説と地盤を考慮した兵庫県特に加古川周辺の具体的被害 ―

南海トラフ地震は30年以内に80%の確率で生じます。南海トラフ地震が生ずれば、震度6強の地震動や大津波が生じ、兵庫県を襲います。地震動や液状化で多くの家屋が倒壊するほか、大津波が陸上を遡上し、多くの家屋が飲み込まれます。そこで、南海トラフ地震のメカニズムを説明する他、大津波がなぜ沿岸部で高くなり、簡単に遡上するのかを述べます。また、地震動や液状化が地盤によって異なり、加古川南部や高砂など軟弱地盤では増幅され、大きな被害が出るメカニズムを解説し、その対策を述べます。

★持ち物:筆記用具

目標・メッセージ

初めて地学を学ぶ受講者でも南海トラフ地震の機構が理解でき、地盤によって大きく被害が異なることを具体的な地名をあげるので、住まわれている地域の危険度がわかり、その対策についても知ることができます。

講師・略歴

田結庄 良昭(神戸大学名誉教授/兵庫県自治体問題研究所理事)
1943年生まれ、大阪市立大学大学院理学研究科修了、過去の勤務先;神戸大学、放送大学、相愛大学
【主な著作】「豪雨災害と自治体」(分担執筆)自治体研究社(2019年)、「南海トラフ地震・大規模災害に備える」自治体研究社(2016年)、「現代の災害と防災」(分担執筆)本の泉社(2016年)、「大震災20年と復興災害」(分担執筆)クリエイツかもがわ(2015年)、「東日本大震災 復興の正義と倫理 検証と提言50」(分担執筆)クリエイツかもがわ(2012年)など

日程

①7月20日(木)  なぜ南海トラフ地震が生じるのかそのメカニズムと兵庫県、特に加古川ではどのような被害がでるのか
②9月21日(木)  地盤の違いで地震被害は大きく異なり、特に加古川南部では甚大被害が生じる理由とその対策法

時間 木曜日 14:40~16:10

会場
東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)
定員
30名
受講料
3,000円
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