講座
講座
No.2061 身近な地域史 [会場:東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)]
―播磨国風土記の故地をたずねて―
播磨国風土記の内容を丁寧に読み解きながら、当時の東アジアや倭王権・律令国家とのかかわりの中で、播磨がどのような位置や役割を果たしていたのかという点や、古代播磨の地域社会と人々の暮らしぶりをお話しいたします。また風土記に登場する地名を可能な限り現在地に比定し、現況をスライドで紹介することに努めます。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
播磨国風土記の読解を通じて、皆さんの近くに現在も残る「古代」を感じてみませんか?風土記を片手に現地も訪れてみてください。
講師・略歴
松下 正和(神戸大学地域連携推進本部 特命准教授)
2004年神戸大学文学部助手、2009年神戸大学大学院人文学研究科特命講師、2017年より神戸大学地域連携推進本部特命准教授。専門は日本古代史。現在は災害史・地域史、被災資料の応急処置法(脱臭・物理的な微生物制御)、歴史と文化を活かしたまちづくり、自治会文書等民間所在資料の保全と活用に関する研究、災害記念碑を活かした地域防災活動支援などを研究している。『播磨新宮町史』『加西市史』『香寺町史』『新修神戸市史』の自治体史にも携わる。
日程
①5月10日(水) 古代の風土記について~播磨国風土記を中心に
②6月14日(水) 賀古郡条~景行天皇の求婚、ヒレ墓伝承
③7月12日(水) 賀古郡条~望理・鴨波・長田・駅家の4里
④8月 9日(水) 印南郡条~大国・六継・益気・含芸の4里
⑤9月13日(水) 印南郡条~ナビツマ(印南別嬢)伝承
時間 水曜日 13:00~14:30
- 会場
- 東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,500円