兵庫大学 兵庫大学短期大学部

ホーム > 教育・研究・附置機関 > 兵庫大学エクステンション・カレッジ > 講座 > No.4141 保田ぼかしを使用した「有機農業講座」[会場:兵庫大学・高齢者園芸センター]【不開講】―自然の法則を知って、学んで、活かしましょう―

講座

講座

No.4141 保田ぼかしを使用した「有機農業講座」[会場:兵庫大学・高齢者園芸センター]【不開講】
―自然の法則を知って、学んで、活かしましょう―

有機栽培で作った野菜は美味しいと言われています。美味しい野菜が出来る団粒構造の土とは大小の隙間が多く大雨が降っても余分な水は隙間からすぐに抜けてしまい、その隙間には菌根菌・乳酸菌等の有効な微生物の生息場所となり栄養バランスのとれた土と、地上や地中にはクモやミミズ等の小動物生息する土であります。
この講座で、講義と実習で土づくりと野菜栽培を学び美味しい野菜を収穫したいと思います。


★持ち物:筆記用具、農作業できる服装、長靴又は作業のできる靴、帽子、手袋、タオル、雨具等 

■実習は、高齢者園芸センターの圃場で行います。                                   
■各自実践圃場として5mの畝1つ担当し野菜植え付けから収穫まで行って頂きます。
■収穫した野菜は、各自お持ち帰りして頂きます。

目標・メッセージ

神戸大学名誉教授保田茂先生が開発された「保田ぼかし」を使用した有機農業栽培と兵庫県立農林水産技術総合センター 次長西村いつき先生の有機農業栽培を神河町有機農業教室で9年間学んだ、完熟牛糞堆肥・保田ボカシ(有機質肥料)・野草使った美味しい野菜作りを皆様と一緒に行いましょう。

講師・略歴

吉岡 一(有機農業(HYS低温発酵有機資材活用)指導員 (認定登録番号15号)/有機野菜づくりを楽しむ会 代表/神河食と農を考える会 副代表)
1948年 兵庫県神崎郡神河町生まれ                              
2015年 兵庫県立淡路景観園芸学校卒業                       
2017年 兵庫県いなみ野学園大学講座卒業                       
2018年 緑サポーター養成事業研修修了                                                               2014年から2022年 神河町有機農業教室修了(9年間受講、年10回)  

【特別講師】
保田 茂(神戸大学名誉教授/NPO法人兵庫農漁村社会研究所理事長)
西村 いつき(兵庫県立農林水産技術総合センター次長/兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科客員准教授)

日程

①4月19日(水) 講義 有機農業の思想と技術 保田ぼかしの特徴と作り方
       実習 「保田ぼかしの作り方」実習圃場の区割りと草の除去作業
②5月24日(水) 講義 土づくりの理論と方法 保田ぼかしの使い方と果菜類の定植
       実習 トマト、ナス、ピーマン等の定植
③6月14日(水) 講義 堆肥の効用と利用 果菜類の管理方法とサツマイモや豆類の作り方
       実習 トマト、ナス、ピーマンの芽かきと草マルチ
④7月19日(水) 講義 保田ぼかしの効用と利用 果菜類の整枝剪定とニンジンの作り方
       実習 ナス、ピーマン、トマトの整枝剪定、ニンジンの播種(実演)
⑤8月23日(水) 講義 野草(敷草)の効用と利用 秋野菜の播種方法と農薬の功罪
       実習 保田ぼかしづくり ニンジンの間引き、野菜の収穫
⑥9月13日(水) 講義 土と野菜と人間のつながり 白菜、大根、タマネギの栽培方法
       実習 大根の播種
⑦10月18日(水) 講義 化学肥料と農薬の諸問題 春どり野菜の作り方
        実習 大根の間引き、ホウレンソウの播種
⑧11月22日(水) 講義 野菜の文化史 種を守ろう 緑肥の有効活用
        実習 大根の管理、ほうれん草の間引き
⑨12月13日(水) 講義 食文化の変化と日本農業の未来 野菜の貯蔵方法
        実習 大根・白菜収穫・大根の保存方法について
⑩1月24日(水) 講義 有機農業の時代 兵庫県環境創造型農業の推進 意見交換会

時間 水曜日 10:40~12:10

会場
兵庫大学(座学)、兵庫県生きがい創造協会高齢者園芸センター(実習)
定員
30名
受講料
20,000円
戻る