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講座

講座

No.1101 【不開講】古典文学鑑賞のための基礎知識
―古典文学を楽しむために―

物語中によく登場する「三位中将」とは何者? 「伏籠」とは何のための道具? 「有明の月」とあるだけで日付がわかる? 「弘徽殿の女御」の弘徽殿とは? 「鏑矢」は射ると音が鳴る? 8分の5サイズの「朝堂院」が見られる? 古典文学をより楽しむために、作中に頻出する官職や暦法、調度や武具などを、作品本文とともに読み解きます。


★持ち物:筆記用具

目標・メッセージ

たとえば「柳の五衣に紅の袴着て」と書かれていたとき、その色合いが分かれば場面を鮮やかに把握できます。描かれた官職や調度を知り、作品をより深く楽しみましょう。

講師・略歴

辻本 恭子(兵庫大学・佛教大学 非常勤講師)
関西学院大学大学院 文学研究科日本文学専攻 博士課程後期課程単位取得満期退学。専攻は中世軍記物語。兵庫大学、大阪工業大学、関西学院大学、甲南大学、佛教大学ほかで非常勤講師を務める。共同執筆に『保元物語六本対観表』(監修責任者 武久堅,和泉書院,2004)、論文に「『源平盛衰記』の住吉明神―赤山明神造形に与えた影響について―」(『軍記物語の窓』第四集,関西軍記物語研究会編,和泉書院,2012)、「『源平盛衰記』の天武天皇関係記事―頼朝造形の一側面として―」(『文化現象としての源平盛衰記』松尾葦江 編,笠間書院,2015)、「『平家物語』の清盛出生譚―頼朝と対を成す『源平盛衰記』の清盛造形―」(『軍記物語の窓』第六集,関西軍記物語研究会編,和泉書院,2022)など。

日程

①10月25日(水) 日本古典文学史概要
②11月 1日(水) 都とその周辺
③11月 8日(水) 官位と二官八省
④11月15日(水) 暦と年中行事
⑤11月22日(水) 装束と調度
⑥11月29日(水) 軍装と武具

時間 水曜日 13:00~14:30

会場
兵庫大学エクステンション・カレッジ
定員
30名
受講料
9,000円
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