講座
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No.1181 歌舞伎の楽しみ
―歌舞伎と妖怪変化―
妖怪ブームといわれて久しいですが、幽霊・妖怪は、キャラクター化されて親しみを増してくるのが江戸時代のことだそうです。江戸時代にできた演劇である歌舞伎は、そうした世相をよく写しています。今回は幽霊・妖怪の登場する歌舞伎の作品を取り上げて、その特徴を考えてみます。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
歌舞伎は敷居の高い芸能のようですが、江戸時代には大衆文化で、誰もが親しんでいるものでした。その面白さがすこしでも伝わるとよいと思います。
講師・略歴
寺田 詩麻(龍谷大学文学部 准教授)
東京都生まれ。
早稲田大学文学研究科博士課程後期満期退学。博士(文学)。
共立女子大学などで非常勤講師。2017年4月から龍谷大学に勤務。
【著書】『明治・大正 東京の歌舞伎興行―その「継続」の軌跡―』(春風社)。
日程
①2月16日(金) 四谷怪談―忠臣蔵とお岩様―
②2月 1日(金) お菊さまもいろいろ―播州と番町―
③3月 8日(金) クモの妖怪―土蜘そのほか―
時間 金曜日 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 15名
- 受講料
- 4,500円