講座

No.1251 宮沢賢治作品講読［会場：東加古川駅前サテライトキャンパス（HUES）］
―食と命の輝きについて考える―

作世界規模のパンデミックを経験した今だからこそ、食や命、そして賢治が繰り返し言う「ほんとうの幸い」について、賢治作品を通して一緒に考えてみませんか。賢治作品を一人で読むのはちょっと難しい? 　だからみんなで読みましょう! 　解説を映像で見て、朗読を聞き、音読してみましょう。読んだ後、みんなで話し合う時間も取りたいと思います。みんなで集える、音読できるという些細な幸せを一緒に体験しましょう。

★持ち物：筆記用具、テキスト『新編　銀河鉄道の夜』(新潮文庫)
★新規受講者の方にはテキストをプレゼント

目標・メッセージ

自分の感覚（見る、聞く、読む）を通して、宮沢賢治作品を味わってみましょう。みんなで集うから、楽しみが倍増します。音読はアンチエイジングにも。気楽にご参加下さい。

講師・略歴

和田典子（元姫路大学教授）
大阪教育大学大学院修了。元姫路大学教授。いなみ野学園大学院講師。博士（文学）。姫路大学では国語、日本語、文学、比較文化論などを教授していた。専門は、近代文学、取り分け白露時代の詩や童謡研究、宮沢賢治研究。
著書『三木露風　赤とんぼの情景』神戸新聞総合出版センター。兵庫文学館（インターネットコンテンツ）三木露風館の監修・執筆。姫路大学出版の雑誌『翰苑』に論考連載。

日程

①10月23日(月)　宮沢賢治の生涯と災害の時代
②11月13日(月)　「よだかの星」の哀しみと食物連鎖
③12月 4日(月)　「よだかの星」の生きる苦しみと誇り
④12月25日(月)　「オッベルと象」の搾取される者と搾取する者
⑤ 1月29日(月)　「オッベルと象」の純粋さと信仰
⑥ 2月26日(月)　「銀河鉄道の夜」の蠍のエピソード
⑦ 3月18日(月)　「銀河鉄道の夜」のジョバンニの成長と「ほんとうの幸い」

時間　月曜日　14:40～16:10