講座
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No.1092 『日本書紀』と古代の日本
―三種の神器の伝承と歴史―
三種の神器は皇位の象徴(レガリア)として古代から歴代天皇に継承されてきました。『日本書紀』には『古事記』とならんで由来の神話や伝承がみられるほか、『日本書紀』のみに伝わる話もみられます。
2019年に同様の講座を4回シリーズで一度お話しましたが、今回は6回に拡大・再構成して、よりわかりやすく整理しながらお話したいと思います。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
古代の神話・伝承・記録などを通して、三種の神器の意義や伝承の意図を紐解いていきます。
講師・略歴
生田 敦司(大谷大学・龍谷大学 非常勤講師)
京都府立大学文学部史学科卒業、同大学院修士課程修了。龍谷大学大学院博士後期課程国史学専攻単位取得退学。博士(文学)。
現在、大谷大学、龍谷大学、各非常勤講師。
【単著】『記紀氏族伝承の基礎的研究』(和泉書院)
【共著】『気候変動から読みなおす日本史』第1巻・第3巻(臨川書店)ほか
日程
① 10月19日(土) 三種の神器とは何かー歴史の概観でみる皇位の象徴ー
② 11月 2日(土) 天孫降臨神話と神器ーレガリアの由来ー
③ 11月16日(土) 天岩戸神話と鏡・勾玉の誕生
④ 11月30日(土) 八岐大蛇神話と草薙剣(天之叢雲)
⑤ 12月 7日(土) 神器の移動伝承(1)ー同床共殿と伊勢への遷座ー
⑥ 12月21日(土) 神器の移動伝承(2)ーヤマトタケルと草薙剣ー
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,900円