講座
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No.1271 学び直し日本文学［会場：東加古川駅前サテライトキャンパス（HUES）］
―「光の君へ」の名場面エピソードを読む―
NHKの大河ドラマ「光る君へ」の名場面の元になったシーンを一緒に読んでみましょう。『源氏物語』の作者紫式部の書いた『紫式部日記』や、藤原道長中心の歴史書『栄華物語』や『大鏡』には、数々のエピソードが生き生きと描かれ、平安時代の生活様式や不思議な風習、そして政治の裏側や人間模様までもが読み取れます。女性の鋭い観察眼による美しい日本の抒情、和歌による男女の応酬、ユーモラスな場面、痛烈な批評などを楽しみましょう。
★持ち物：筆記用具
目標・メッセージ
ドラマには文学史で有名なエピソードが美しく映像化されて散りばめられています。｢そこの所、実際はどうなの？｣と、気になりませんか。映像と共に解説を聞きながら一緒に探求しましょう。
講師・略歴
和田 典子（元姫路大学 教授）
大阪教育大学大学院修了。博士(文学)。元：姫路大学教授。現：姫路大学非常勤講師、いなみ野学園大学院講師。姫路大学では国語、日本語、文学、比較文化論などを教授していた。著書『三木露風 赤とんぼの情景』(神戸新聞総合出版センター)、『国語ー理論と実践』(ブックウェイ)
日程
① 10月23日(水) 平安時代概略と、漢文・かな文
② 11月 6日(水) 『源氏物語』に影響を与えた『蜻蛉日記』(藤原道綱の母作)と夫の藤原兼家(道隆、道長の父)の家系
③ 12月 4日(水) 『紫式部日記』による貴族生活
④ 1月22日(水) 『紫式部日記』による出産とすさまじい怨霊払い
⑤ 2月 5日(水) 『栄華物語』による藤原道長自慢エピソード
⑥ 3月 5日(水) 『大鏡』の政治裏話と藤原道長の『御堂関白記』
時間 水曜日 14:40～16:10
- 会場
- 東加古川駅前サテライトキャンパス（HUES）
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,900円
