講座
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No.2021 【兵庫のミュージアムを巡る旅】考古学で古代の祭祀(まつり・神社)を考える
―ひょうごの遺跡が語るまつりの古代史―
古代(縄文時代、弥生時代、古墳時代、奈良・平安時代)のまつりを、兵庫県内の遺跡から出土した考古学の祭祀遺物(土偶・石棒、銅鐸・銅剣、石製模造品・土製模造品、木製模造品など)・祭祀遺構を通して明らかにしていきます。人間の暮らしには、経済・政治的な分野と精神的な分野があります。古代人の信仰分野を考えるのが祭祀(神道)考古学なのです。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
古代人はどんなカミ(山・海・水神等)を対象にして、供物(祭祀遺物)を捧げ、望み・祈り・願いをしていたのか貴方と考えてみましょう。
講師・略歴
大平 茂(兵庫県立考古博物館 名誉学芸員)
1977年、國學院大學 大学院博士課程前期修了
文学研究科日本史学考古学専攻後に、兵庫県教育委員会社会教育文化財課勤務
兵庫県立考古博物館 学芸課長定年後、播磨町郷土資料館 学芸員、三木市立金物資料館 館長
著書に、2008年『祭祀考古学の研究』 雄山閣 学位論文
2020年、『まつりの古代史』 神戸新聞総合出版センター のじぎく文庫
2021年、『播磨国風土記の古代史』(分担執筆) 神戸新聞総合出版センター
2024年、『続 祭祀考古学の研究』 雄山閣 刊行予定
日程
① 10月24日(木) 祭祀(神道)考古学とは何か
② 10月31日(木) 古墳時代の石製模造品と土製模造品
③ 11月14日(木) 奈良・平安時代の木製模造品(人・馬形)
④ 11月21日(木) 県立考古博物館展覧会解説 ※現地集合現地解散
時間 木曜日 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 6,600円